学術振興

学術振興

自分たちの開発事業と通して、当社は絶えず新しいアイデアを求めて取り組んできました。当社は特に、ライフサイエンスおよび医学において新しい知識を作り出す先駆的な方法論・分析的プロセスをサポートします。この振興は、当社の場合、長い伝統をベースにしており、そのための基礎は、すでに1986年、SARSTEDT研究賞の最初の授賞式によって築かれました。その後の数年間、50,000マルクが贈られるこの賞は6回、世界各国の科学者に授与されました。

2008年以降、50,000ユーロ寄付している当社は、ドイツ臨床化学・臨床検査医学協会(DGKL)の生化学分析の有名な研究賞の唯一の支援者です。この賞は、すでに40年前から生化学・分子分析の分野の優れた科学的業績に対して授与されています。  

生化学分析研究賞 - 受賞者2008 ~ 2024

 

2024:

ルドルフ・ヴァレンタ教授博士は、アレルギーおよび感染症の分子診断と治療に関する基本的な研究が評価され、受賞しました。。  詳しくはこちら

2022:

Prof. Dr. Kai SimonsDr. Andrej Shevchenkoは、共同開発した世界初の定量的ショットガン・リピドミクス・プラットフォームに対して受賞されました。 

Prof. Dr. Andreas Greinacherは、ワクチン誘発性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)の解明に関する先駆的な業績に対して受賞されました。

2019年: 

中国のY. M. Dennis Lo教授の分子遺伝学及び遺伝研究診断分野における研究の功績に対して賞が贈られました詳しくはこちら

2017年: 

E. Charpentier博士(ドイツ)の分子遺伝学分野に於ける功績に対して授与されました。詳しくはこちら

2015年: 

B. Dahlbbäck教授(スウェーデン)は、血液凝固研究における功績によって受賞。詳細はこちら

2013年:

F.U.Hartl教授(ドイツ)は、「神経変性疾患に関連した、シャペロンを用いたタンパク質の折りたたみの重要性」論文執筆の功績によって受賞。詳細はこちら

2011年:

J. Rothberg博士(アメリカ)は、DNAコード解析の斬新かつハイスループット方法、いわゆる「次世代シーケンシング」の開発によって受賞。

S.Pääbo教授(ドイツ)は、分子考古学と人間の進化遺伝学への多大な貢献によって受賞。詳細はこちら

2008年:

W. Baumeister教授(ドイツ)は、冷凍電子測定式プロテオーム解析の開発と応用により受賞。詳細はこちら

 

SARSTEDT 研究賞 - 受賞者 1986年 ~ 2000年

2000年:

R. Valenta教授(オーストリア)は、アレルギーを引き起こす物質の遺伝子構造の解明に関する基礎研究を行い、様々なアレルギーの検出方法の向上とワクチンの生産に寄与したことによって受賞。詳細はこちら

1997年:

B. Vogelstein教授(アメリカ)、D. Sidransky教授(アメリカ)は、結腸癌およびその他の癌を引き起こす遺伝物質の解明に関する基礎研究によって受賞。詳細はこちら

1993年:

F. Collins教授(アメリカ)、J. Riordan教授(カナダ)、L.C. Tsui教授(カナダ)は、嚢胞性線維症を誘発する遺伝物質成分特定に関する基礎研究によって受賞。詳細はこちら

1990年:

M. Wilchek教授(イスラエル)、E. A. Bayer博士(イスラエル)は、アビジンとビオチンの物質間に天然に存在する生化学的結合原理を利用することで、医療診断に必要な代謝産物検出のための多くの方法の具現化により受賞。詳細はこちら

1988年:

T. Staehelin教授(スイス)、H. Towbin博士(スイス)、J. Gordon博士(アメリカ)は、ウェスタンブロット法の開発に関する基礎研究によって受賞。詳細はこちら

1986年:

J.Klose教授(ドイツ)、O'Farrell教授(アメリカ)は、タンパク質および遺伝的欠陥の早期診断を可能にした高解像度の2次元電気泳動の開発に関する基礎研究に対して受賞。詳細はこちら