スイングローター搭載高性能卓上遠心分離機
新しい高性能卓上遠心分離機SC 2700は、2700 x gまでの最大相対遠心加速度 (RCF) により、わずか8分で血清ゲルサンプルの分離を実現します。そのため多くの遠心分離機と比べ、日常の処理作業で大幅に時間を節約できます。
最もよく行われる血液/尿についてのプログラムはプリインストールされていて、ボタンを押すだけの簡単操作で確実に実行できます。血液/尿の各サンプル材料に合わせた設定により、操作ミスの可能性をほぼ完全に排除できます。
個別設定用にその他様々なプログラムを使用でき、遠心力(PRMまたはRCF)ならびに遠心分離時間を自由に設定することができます。
これらの設定は常時二つの大きなディスプレイで確認することができます。作動時はここに設定値と実際値、ならびに選択したプログラムの残り時間が表示されます。
非常に静か(≤54 dB(A))なので、日常的な患者様への対応に影響を与えることなく実行できます。
本製品には6本収納のスイングローターと、これに付属する長さ100 mmまでの一般的な試験管に適合する試験管ホルダーが同梱されています。
固定アングルローター使用時とは異なり、スイングローターによる遠心分離では、均一の綺麗な分離層を実現できます。この拡散障壁により精密なサンプル安定性が保証されるほか、分析システムでより多くのサンプル材料を取り扱うことができます。